2018年度 第54回 受賞作品
西日本新聞社賞
かぞくのたすけあい
飯塚市立 飯塚小学校1年よしむら みお
「みいちゃん。くつならべおねがい。」
と、おばあちゃんがいいました。
おばあちゃんちは、おじいちゃんとこうちゃんの三人ですんでいます。わたしのかぞくがあそびにいくと、くつでいっぱいになります。
そのたくさんのくつをならべるのが、わたしのしごとです。
おじいちゃんのくつは、一ばん大きくておもたいので、ならべるのがたいへんです。おかあさんとおばあちゃんは、くつがにていて、どちらのくつかわからなくなります。おとうさんのくつは、ちゃいろのくつでちょっと大きいです。こうちゃんは、いつもくつをぬぎすてているので、わたしが、
「ちゃんときれいにぬいでよ。」
と、いっています。わたしのくつは、一ばん小さいです。でも、おばあちゃんのくつとあまりかわらないので、はやくおいこしたいです。
「くつがきれいにならんでいるいえは、かぞくがたすけあいをたいせつにしているんだよ。」
と、おとうさんにききました。わたしは、これからもまい日みんなのくつをならべたいと、おもいました。